中学生にとって「テストの点」は
自分のアイデンティティや人生を、左右してしまうように思えるほど
とてもインパクトの大きなものです。(実際は、そうでなくても…)
中学生になって、何度かのテストを経て、
「自分は他の人に比べて、頭が悪いのかも」「どうせ自分なんて」と
勉強に対して自信を無くしてしまう人がいます。
そして、点数の良い人たちを見て、
「あの人は天才だから」「頭が良い人は違うね」と
たった数回のテストで諦めてしまう人がいます。
中学校の「天才」は天才ではない。
中学校のテストの点が良く「天才」と呼ばれている人たちは、
世の中で言われる天才とは2つの意味で異なると、私は思います。
彼らは、世の中を変える発見や価値を生み出していないという意味で、
まだ、天才と呼ばれる段階ではありません。
教科書の内容を正しく理解して、それを暗記して、
テストの設問に正しく回答して、ハイスコアを出している。
たった、それだけのことです。
「天才の正体」

しかし、彼らは、そのための「努力」を惜しみません。
テスト期間中には携帯電話・ゲーム・テレビなどの誘惑を断ち、
教科書を隅々まで読み、ワークは完璧に分かるまで取り組み、
それらを忘れないために、何度も繰り返す。
つまり、「天才」と呼ばれる人の多くは、「努力の天才」なのです。
私自身も高校時代、周囲から「天才」と呼ばれていましたが、
(ちなみに、中学時代は「凡人」でした)
自分では決して、そうではないことを自覚していました。
だからこそ、平日5時間・休日9時間を超す勉強を続け
あらゆる誘惑を断ち、大学受験に合格することができたからです。
努力する自分を愛そう
「テストの点=頭の良し悪し」ではない。
「テストの点=努力の量」であることに気付けるか。
それが今後の人生にとっては一番大切なことかも知れません。
これからも、
みんなで努力してHappyになれる
FAVE SCHOOLを目指します。