小学生クラスのご紹介

小学生クラスのご紹介

 

こんにちは、フェイブスクール代表の岡住です。

この記事では、小学生クラスの概要について、

公文や学研との違いに触れつつ、ご紹介させて頂きます。

 

小学生クラス概要・下関市内の小学生対象

小学生クラスは、1コマ90分の授業で

火曜日から金曜日、15:00-16:30または16:30-18:00に開講しています。

1クラスの人数は4名以下の少人数制で、

「学びの質にこだわる」「勉強を一緒に楽しむ」をモットーにしています。

 

「学習の質」を上げる工夫、「宿題を通じて理解を深める」とは?

「宿題を通じて理解を深める生徒」と「宿題をただ片付ける生徒」では、小学校6年間の学習を通じて大きな差が開きます。だからこそ、宿題への取り組み方を見直すことが大切なのです

「宿題を通じて理解を深める」方法については、とても大事なことなので、

具体例を交えつつ、少し踏み込んで説明します。

 

漢字

◎知らない意味の言葉を調べながら学習する、漢字の成り立ち理解する

×間違った鉛筆の持ち方で、書き順を無視して、とにかく急いで終わらせる

 

エピソード

「財」という漢字について学んでいる小学5年生。漢字ノートに「財源」「財政」「文化財」などの単語を書き写しています。

私「財源って何?」

生徒「分かりません」

私「学校ってだれのお金で作っている?」

生徒「校長先生!」

私「校長先生はそんな財源ないよ、誰がそんな大金を持っていると思う?」

生徒「国!」

私「そう!国や県が持っているお金、みんなのために使われるお金を財源って言うよ」

こんな会話を通じて、生徒の理解度を計りながら、アウトプットしながら学ぶことをしています。

 

計算

◎文章の意味を理解しながら式を立てる、図や表を使って自分で考えながら解く

×文章を読まずに何となく式を立てる、丸付け・解き直しをしない

 

エピソード

掛け算を習った後のドリルでは掛け算、割り算を習った後のドリルは割り算が出題されるので、何も考えなくても式を立てることができます。

しかし、「どういうときに掛け算・割り算を使い分けるか」を実は分かっていないということもあります。

試しに、掛け算と割り算をミックスした文章問題を解いてみると、「自分の理解が浅かった」ということに気が付きます。

また、「なんで、割り算なの?」と聞いて、生徒自身に考えて言葉にしてもらうことで、理解を深めることができます。

 

自学

◎さまざまな本やニュースを題材にする、興味のあることに取り組む

×教科書やノートを丸写しする、興味のあることをやろうとしない

 

エピソード

生徒「自学やることない」

私「刑務所についてのニュースか算数のパズル、どっちがいい?」

生徒「刑務所!」

私「じゃあクイズです。日本で刑務所に入った人が、刑務所から出て、また犯罪をして刑務所に戻って来きてしまう再犯率は何パーセントでしょう?」

生徒「5%」

私「なんで、そう思うの?」

生徒「また、刑務所に入りたくないから!」

私「実は57%」

生徒「えー!?」

私「でも、再犯率が低い国もあるよ。そういう国は刑務所が日本とは全然違うらしいよ」

生徒「どう違うんですか?」

私「よし、この記事を見てみよう」

こんなやり取りの後で、新聞記事を一緒に読んで、自学ノートにまとめてもらいました。

 

日記

◎知らない漢字や言葉を調べながら書く、面白い文章になるように工夫する

×自分の知っている簡単な語彙だけで表現する

 

  

公文や学研との違い

小学校の授業を理解したうえで、反復学習やスピードアップを望む方には公文や学研が向いていると思います。

一方で、勉強を楽しみたい、深く理解したい、主体性をもって学びたいと思う方にはフェイブスクールが合っているのではないかと思います。

いくつかの具体的な違いについて項目ごとにまとめました。

①教材

公文や学研では、所定の教材やドリルが用意されている。

フェイブスクールでは、学校の宿題をベースにした学習を行います。

「学習の質」をアップするためには、まずは各自が学習の取り組み方を工夫することが大切。さらにチャレンジできそうな生徒には、こちらからステップアップ課題を与えます。

 

②宿題

公文や学研では、宿題がある。

フェイブスクールでは、宿題はない。

学力を上げたいのであれば、学校の勉強だけでは足りません。

夢中になれる物事に集中する時間や様々な体験活動や読書が、子供たちの成長につながります。学校の宿題以上に小学生に負荷を掛けるのは、マイナスの効果の方が多いと考えています。

 

③丸付け

公文や学研では、先生が丸付け。

フェイブスクールでは、生徒が丸付け。

自分で勉強できるようになるためには、自分で丸付けできるようにならなければならない。

「答えを写さないように先生や保護者が答えを持っている」というのは過干渉です。

丸付けをしている様子や、解いた形跡を見れば、本当に理解しているかどうかは分かります。

 

④対話

公文や学研では副次的な要素。

フェイブスクールでは、対話の質にこだわる。

アルバイトではないため、同じ先生が継続的に生徒の成長を見守ります。

少人数で、ひとりひとりの様子を気にしながら、成長につながる対話を心がけます。

 

⑤創造性

公文や学研では教材頼み。

フェイブスクールでは、それぞれに合わせて工夫して学ぶ。

全員が同じプリントを解いたりすることはありません。

それぞれに応じた学習に取り組みます。

小学生の興味を持つ本もたくさん用意しています。貸し出しも可能です♪

 

 

最後に

小学生の口から「勉強きらい」「面倒くさい」「先生うざい」などの言葉が出ている場合は危険信号です。そう言わせてしまっている原因を考え、しかるべき対処をする必要があります。

なかには、勉強についていけずに助けてほしくてそう言っている人もいます。その場合には、寄り添いながら、分からない部分を具体的に明らかにしながら、学習に取り組みましょう。

また、多くの場合は、周囲の大人が「勉強しなさい!」「勉強しないと、お小遣いあげない」などの指示的・脅迫的なコミュニケーションをしていることが、勉強嫌いの原因にあります。この場合には、周囲の大人が意識して態度を変える必要があります。結局のところ、無理やり「やらされる勉強」では、何も身につきません。叱る方も疲れますし、叱られる方も疲れるだけです。

だからこそ、フェイブスクールでは、「対話をしながら理解を深める体験」を通じて、勉強に対しての前向きな姿勢を身につけることを重視した授業を実践しています。ここで、フェイブスクールのすべてをお伝えすることはできませんが、もし興味を持って頂けたなら、お気軽にお問合せ頂ければと思います。

  

  

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    岡住建郎

    フェイブスクール代表 山口県下関市出身、1987年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。住宅会社・広告会社で社会人経験を積み、2017年はカリフォルニア大学へ留学(イノベーション・マネジメントを専攻)。 帰国後は地元下関へUターン、地域貢献を掲げ起業。学習塾フェイブスクール(FAVE SCHOOL)では、自身の受験体験から生み出した自立型学習法やアメリカで学んだ思考を深める対話型授業を実践。 最近では子育てに関する相談や講演を行ったり、大人のための読書会を主催したりと活動の幅を広げています。

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